ステンレス研磨加工の職人技術｜SUS304・SUS316対応｜大阪の株式会社旭研磨工業所 技術ブログ
- 株式会社旭研磨工業所
- 11月6日
- 読了時間: 4分
ステンレスは、耐食性・耐熱性・強度・美観を兼ね備えた代表的な金属素材です。SUS304やSUS316をはじめ、さまざまなグレードが建築・食品・医療・機械部品などの分野で使用されています。しかし、その性能を最大限に発揮するためには、**用途に合わせた適切な表面研磨加工（仕上げ処理）**が欠かせません。特に「バフ研磨」や「鏡面研磨（鏡面仕上げ）」は、ステンレスの美観と機能性を左右する重要な工程です。
旭研磨工業所とは ― ステンレス研磨加工68年の専門技術
大阪に本社を構える株式会社旭研磨工業所は、創業68年の歴史を持つステンレス専門の研磨加工会社です。SUS304・SUS316・SUS430など多様な材質に対応し、全国の製造業・建築設計・厨房機器メーカーから高い評価をいただいています。
バフ研磨加工 ― 美しさと耐久性を両立する表面仕上げ
バフ研磨とは、布バフや専用ホイールに研磨剤を塗布し、ステンレス表面を均一に磨き上げる加工方法です。旭研磨工業所のバフ研磨は、外観仕上げにとどまらず、機能性を引き出す精密加工技術として確立されています。
主な特長
微細なキズ・酸化皮膜・溶接焼けを除去し、美観と耐食性を同時に向上
滑らかな表面により、摩擦抵抗を低減・摺動性能を安定化
曲面・凹凸・複雑形状にも均一でムラのない仕上げが可能
医療機器・食品機械・産業部品など多彩な分野で実績多数
また、バフ研磨後の表面は、後工程（溶接・塗装・コーティング）の密着性・精度の安定化にも寄与します。「部分的なムラ」「艶の不均一」などの課題にも、職人の手作業と高精度機械を組み合わせて解決しています。
鏡面研磨（鏡面仕上げ） ― 意匠性と衛生性を高める仕上げ
鏡面研磨は、バフ研磨で整えた下地をさらに磨き込み、光沢度を極限まで高める仕上げです。表面が鏡のように反射することで、高級感と衛生性を兼ね備えた外観を実現します。
主な特長
高級感ある反射面で意匠性・デザイン性を向上
滑らかで汚れが付きにくく、衛生性・清掃性を向上
医療・食品分野に最適な衛生対応仕上げ
建築外装・モニュメント・厨房機器などに多数採用
旭研磨工業所の鏡面研磨は、熟練職人の手仕上げと高精度機械加工の融合。均一でムラのない光沢を安定的に再現し、Ra0.05μm以下の超平滑鏡面にも対応可能です。
対応可能なステンレス材質と特性
材質 | 特徴・用途 |
SUS304 | 一般的な耐食用途に最適。コスト・性能のバランスに優れる。 |
SUS316 | 耐薬品性・耐海水性に優れ、化学プラント・海洋設備に使用。 |
SUS430 | 磁性あり。コストパフォーマンスが高く装飾用途にも対応。 |
特殊ステンレス鋼（デュプレックス鋼・耐熱鋼） | 高強度・高耐食環境での採用実績多数。 |
材質ごとに研磨圧力・回転数・研磨剤粒度を数値管理し、最適な光沢・反射特性を実現しています。
旭研磨工業所が選ばれる理由
創業68年の職人技術と信頼性
試作1点から量産まで柔軟対応（治具・部品・製品すべて対応）
全国対応の配送・納品体制完備
図面や試作品をもとに最適な研磨方法を提案
主な研磨加工実績
医療機器部品（手術器具・装置パーツ）
食品加工機械（ミキサー・タンク内部・配管）
厨房機器（シンク・作業台・装飾パネル）
建築外装パネル・モニュメント・意匠金物
産業機械部品（シャフト・ローラー・カバー類）
カスタムパーツ（車両・ゴルフ用具・展示什器）
いずれも、意匠性・清潔性・耐久性を重視した高品質研磨加工が評価されています。
ステンレス研磨のご相談・ご依頼
SUS304・SUS316・SUS430などのステンレス製品におけるバフ研磨・鏡面研磨（鏡面仕上げ）のことなら、大阪の株式会社旭研磨工業所へお気軽にご相談ください。
会社情報・お問い合わせ
株式会社旭研磨工業所（あさひけんまこうぎょうしょ）
〒570-0032 大阪府守口市菊水通3-16-10
📞 TEL：06-6992-3343
🌐 公式サイトはこちら → https://www.asahi-kenma.com
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