株式会社旭研磨工業所
表面粗度の数値指定
更新日:3月15日
面粗度の数値指定での研磨処理が可能か?とのお問い合わせをよく頂きます。
面粗度とは?
加工物の表面には、高さや深さ、間隔の異なる山や谷が連続した複雑な起伏が生じます。加工したワークのこの起伏が微小なものを「面粗度/表面粗さ」とし、数値や記号で表記します。
弊社では、求められる表面粗さ数値で、どのくらいの磨きやどの処理が必要か?を把握するために、バフ研磨見本・ブラスト見本・鏡面ショット見本、それを基に検査した表面粗さ測定表(網掛け計測部の平均数値※1)を、御用意しております。
※1:手作業の研磨処理・手打ち式のブラスト処理は、コンピューター管理された自動研磨機や自動ブラスト機のように、加工部の表面粗度を均一数値の処理はできません。そのため、複数個所より網掛け測定した数値の平均を、その番手の表面粗さの参考数値としております。
弊社では基本、お客様の求められている品質以上に手作業で研磨処理を致しますが、どうしても加工部全面に均一数値の表面粗度が必要な場合は、他社での自動処理をご検討下さい。
☆手作業でのバフ研磨した板材ですが、網掛け計測部で若干数値が違います ☆

☆この板材の場合、網掛け検査の平均値※1で、表面粗さはRa0.012となりました☆

あらゆるお客様のものづくりを支えます。
株式会社 旭研磨工業所
表面処理事業部
https://www.asahi-kenma.com/gyomu