研磨番手別の表面粗さ(Ra値)参考値一覧|品質管理に役立つサンプル見本 | 株式会社旭研磨工業所 技術ブログ
- 株式会社旭研磨工業所
- 7月14日
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更新日:9 分前
研磨番手ごとの表面粗さ(Ra値)を実測データで掲載
※本記事は2025年4月22日に公開した「研磨加工における表面粗さ(Ra値)の目安」の内容をもとに、加筆・再構成したものです。
金属表面の仕上げ品質を数値で評価するために欠かせない指標が「表面粗さ Ra値(算術平均粗さ)」です。Ra値を把握することで、金属表面の滑らかさ・平滑性・耐摩耗性・接合性・光沢などを管理・制御できます。
当社では、ステンレス材に対して各種研磨番手で実加工を行い、実測した表面粗さ Ra値のサンプルデータを公開しています。金属研磨の仕上げ基準やRa値の目安として、品質管理や工程設計にご活用ください。
研磨番手別 表面粗さ(Ra値)参考一覧表【ステンレス研磨実測】 ※Ra値は実測値の平均です。材質や測定条件により変動します。
Ra値を基準にした金属研磨の品質管理・用途例
0.5μm以上: 一般的な研削加工後の粗仕上げ面
0.2μm~0.02μm: 機械部品や溶接部の仕上げに適した中間仕上げ
0.015μm~0.005μm: 光学部品、医療・補助器具などの超精密仕上げに相当
旭研磨工業所のRa測定サンプルが選ばれる理由
ステンレスを使用した実加工サンプルで信頼性が高い 実際のステンレス材に対して研磨を施し、実測したRa値を掲載。現場に即した実加工ベースのデータで、信頼性の高い品質確認が可能です。
熟練の職人が番手ごとに一貫研磨 経験豊富な職人が、研磨番手ごとに条件を統一して加工を実施。仕上がりの安定性と番手ごとの比較精度に優れています。
複数測定による平均Ra値を掲載、ばらつきが少ない 各サンプルは複数箇所でRa値を測定し、平均値を算出。表面粗さのばらつきが少なく、再現性の高い品質基準として活用できます。
金属加工・表面処理・精密機械業界の技術者・製造担当者に多数採用 精密機械部品や金属加工分野をはじめとする多くの製造現場で導入実績あり。実用性・信頼性ともに高い評価をいただいています。
各種表面処理のサンプル見本の提示が可能 Ra値のサンプルに加え、ヘアライン、バフ、鏡面仕上げ、ブラスト、鏡面ショットなど、用途に応じた各種表面処理の比較サンプルや加工見本もご提示可能です。
会社情報・お問い合わせ
株式会社旭研磨工業所(あさひけんまこうぎょうしょ)
〒570-0032 大阪府守口市菊水通3-16-10
📞 TEL:06-6992-3343
🌐 公式サイトはこちら → https://www.asahi-kenma.com

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