おはようございます。
本日もよろしくお願いいたします。
「表面粗さの16%ルール・最大値ルール」のご紹介です。
表面粗さ参考値の16%ルールとは?
・要求値がパラメータの上限値で指示
目視観察による判断で、高さ方向のパラメータ(Ra、Rz)が最大に見える場所を測定し、得られた粗さ曲線(一つの評価長さ)から切り取ったすべての基準長さより算出したパラメータのうち、要求値を超える数が16%以下であれば合格と判断します。
・要求値がパラメータの下限値で指示
一つの評価長さから切り取ったすべての基準長さより算出したパラメータのうち、要求値より小さくなる数が16%以下であれば合格と判断します。
表面粗さ参考値の最大値ルールとは?
図面または製品技術に指示された要求値が最大値によって指示されている場合、対象面全域で求めたパラメータの値のすべてが要求値以下であれば合格と判断します。
弊社ではお客様の求められる以上の番手で磨いたような加工面に仕上げることが出来るほど、高い技術力を有しておりますが、ただ単に見た目のキレイさを求めるのではなく、面粗度も必要最低限に抑えておくことが重要だと考えております。
粗バフ#24番手:Ra1.50
粗バフ#60番手:Ra1.00
粗バフ#80番手:Ra0.80
粗バフ#100番手:Ra0.65
バフ研磨#150番手:Ra0.50
バフ研磨#200番手:Ra0.20
バフ研磨#250番手:Ra0.15
バフ研磨#300番手:Ra0.10
バフ研磨#400番手:Ra0.020
鏡面バフ研磨#600番手:Ra0.015
鏡面バフ研磨#800番手:Ra0.010
鏡面バフ研磨#1000番手:Ra0.005
※ベースとなる材質の違いや、素地や切削などの加工前の状態で、研磨した際の表面粗さも若干変化します。また各種ルールの適応や、表面粗さは年代によって規格が違うので、どの年代に描かれた図面なのかを十分に注意する必要があります。
磨く素材も多様化し、形状も複雑化して、求められる品質が高くなった今、職人による手作業で一つ一つの工程を丁寧に決して妥協せず、完璧な仕上がりを求め続けれらるのも、人の手と目で磨いて磨き抜く、創業67年、ただそれだけに徹してきた町工場の職人技術があってのことです。最高レベルの職人技術と最先端のテクノロジー、徹底した品質管理体制で、お客様の満足を保証いたします。
"お客さまのニーズに対応した技術をご提供いたします"
株式会社旭研磨工業所
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