バフ研磨でどれくらい表面を削るのか? | 仕上げ番手別の削り量を具体例の目安で解説
- 株式会社旭研磨工業所
- 2024年3月18日
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更新日:7月4日
株式会社旭研磨工業所では、従来のバフ研磨を凌駕する高精度研磨「SPBF(Super Polishing Buffing)」を用い、品質要求の厳しい製品に対して、職人の手作業による精密な研磨処理を行っております。一般的なbuff研磨とは一線を画す技術として、「SPBF処理」を明確に位置づけており、加工後の表面粗さ(Ra)においても、他社と比較して優れた仕上がり品質を実現しています。
Q: バフ研磨でどれくらい表面を削るのか?」のご案内です。
A: バフ研磨で削る表面の量は、以下の要素によって大きく変わります。
1. バフ研磨の目的・仕上げレベル
軽い光沢出し・バリ取り程度表面のごく薄い皮膜や汚れ、バリを取るだけなら、削る量は 数μm(マイクロメートル)〜十数μm 程度。
本格的な鏡面仕上げや傷取り深めの傷や凹凸を取るために磨く場合、数十μm〜100μm程度 削ることもある。
2. 素材・硬さ
軟らかい素材(アルミ、真鍮など)なら削れやすく、削る量も多くなる傾向。
硬い素材(ステンレス、硬質鋼など)は削る量が少なくなる。
3. バフの種類・研磨材
粗い研磨剤を使うと多く削れるが、表面粗さが大きくなるためその後に細かい研磨が必要。
細かい研磨剤(コンパウンド)で仕上げる場合は削る量は微小。
4. 研磨時間・圧力
研磨時間が長いほど、または圧力が強いほど削れる量は増える。
具体例の目安
仕上げレベル | 削る量の目安 |
軽研磨・汚れ取り | 1〜10 μm程度 |
中研磨・バリ取り | 10〜50 μm程度 |
鏡面研磨・傷取り | 50〜100 μm以上もあり |

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