ブラスト処理(Blast Processing)とは?用途別に選べる3つの表面処理技術 | 株式会社旭研磨工業所 技術ブログ
- 株式会社旭研磨工業所
- 7月28日
- 読了時間: 3分
更新日:8月20日
ブラスト処理(Blast Processing)とは?
ブラスト処理は、金属製品の表面から錆や旧塗膜の除去、洗浄、さらには表面のテクスチャ付与まで幅広く対応可能な表面処理技術です。株式会社旭研磨工業所では、乾式ブラスト、精密ブラスト、湿式ブラストの3種類のブラスト処理を提供し、お客様の製品用途や求める仕上がりに合わせて最適な方法を選択します。これにより、製品の耐久性向上や美観の改善、表面加工性の向上に貢献します。
・乾式ブラスト(Dry Blasting)の特徴と用途
乾式ブラストは、圧縮空気を利用して硬質の研磨材を高速で製品表面に吹き付ける方法です。錆や旧塗膜の除去に優れており、金属の表面を効果的に粗化することで、その後の塗装やコーティングの密着性を高めます。
主な特長
強力な除去力で錆・旧塗膜を効率的に除去
幅広い金属製品に対応可能
迅速な処理で短納期にも対応
処理名:サンドブラスト、ドライブラスト、梨地加工、下地加工、WPC処理など 詳しくはこちら→乾式ブラスト処理とは?
・精密ブラスト(Precision Blasting)の特徴と用途
精密ブラストは、微細な研磨材を使用して精密部品やデリケートな表面の仕上げに最適化された方法です。均一で細かい仕上がりが求められる電子部品や医療機器部品など、繊細な用途に適しています。
主な特長
微細な研磨材使用による均一な表面仕上げ
精密部品の品質向上に貢献
処理名:FPB処理、MWP処理、WPC処理など
詳しくはこちら→精密ブラスト処理とは?
・湿式ブラスト(Vapor Blasting)の特徴と用途
湿式ブラストは、研磨材を水と混ぜて吹き付けることで、乾式ブラストよりも加工表面のメディア残渣が少なく、より精度を求められる部位の製品に適してます。
主な特長
表面保護を兼ねた繊細な処理が可能
仕上がりの均一性と精度向上
処理名:ウェットブラスト、WET処理、液体ホーニング、MWP処理、メディブライト処理など
詳しくはこちら→湿式ブラスト処理とは?
旭研磨工業所のブラスト処理が選ばれる理由
多様な処理方法でニーズに対応:乾式、精密、湿式の3種類のブラスト技術を使い分け、最適な処理を提供。
熟練の技術者と最新設備:長年の実績を持つ職人技と最新鋭設備で高品質な表面処理を実現。
短納期・小ロットにも対応:試作から量産まで幅広く対応可能で、お客様の急なニーズにも迅速に応えます。
環境・安全への配慮:湿式ブラストをはじめ、環境や作業者の安全を最優先にした処理方法を採用。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 非金属製品にもブラスト処理は可能ですか? A. 素材や形状によりますが、一部の樹脂製品などにも対応可能です。ご相談ください。
Q. 小ロットの試作対応は可能ですか?
A. はい。1点からの試作対応も可能で、お客様のニーズに柔軟に対応いたします。
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