バフ研磨 #800 表面粗さとは? | ステンレス・金属部品の高精度鏡面仕上げ処理|大阪・株式会社旭研磨工業所 技術ブログ
- 株式会社旭研磨工業所

- 10月23日
- 読了時間: 2分
更新日:10月25日
ステンレスやアルミなどの金属部品では、表面粗さ(Ra値) が外観だけでなく、摩耗・摩擦・防錆・摺動性能などの機能にも影響します。「#800バフ仕上げ」は、Ra値約0.01μmの鏡面に近い高光沢仕上げで、精密部品や装飾部品、反射面の最終仕上げに適しています。
■ バフ研磨とは
バフ研磨は、布製のバフホイールに研磨剤を塗布し、回転させながら金属表面を平滑化する研磨方法です。
研磨番手(#)は、数字が大きいほど光沢が高く、表面粗さを低減可能です。
凸凹を整え、光沢を与えることで外観の向上だけでなく摩擦・摩耗特性の改善にも寄与します。
表面粗さ(Ra):約0.01μm
光沢感:鏡面に近い高光沢
研磨目:ほぼ消失
用途例:精密部品、装飾部品、反射面、金型、筐体の最終仕上げ
メリット:高光沢・平滑性により摩擦低減、防錆性向上、複合仕上げのベースにも最適
研磨の特徴
表面粗さ(Ra):約0.01μm
光沢感:鏡面に近い高光沢
研磨目:ほぼ消失
用途例:精密部品、装飾部品、反射面、金型、筐体の最終仕上げ
メリット:高光沢・平滑性により摩擦低減、防錆性向上、複合仕上げのベースにも最適
■ 注意点・制約事項
対応不可の場合あり
表面の傷や凹凸、成形状態、素材の状態次第では、#600以上の高精度SPBF仕上げをお断りすることがあります。
材質による差
アルミは柔らかいため研磨目が出やすい
鉄・銅は酸化防止や防錆処理が必要な場合あり
多段階研磨が必要
#400→#600→#800の順で段階的に仕上げるため、作業時間・コストが高くなる
Ra値は目安
加工条件や素材状態により若干変動する場合があります
処理対応の可否
#800番以上のバフ研磨は、「継続取引先様のみ」とさせていただいております
■ 株式会社旭研磨工業所の対応範囲
バフ研磨 #80〜#1000対応
鏡面研磨・鏡面ショット SMAP処理
独自技術:ASK処理・Pollux処理
試作部品・一点物・量産対応
📩 研磨仕上げのご相談
会社情報・お問い合わせ
株式会社旭研磨工業所(あさひけんまこうぎょうしょ)
〒570-0032 大阪府守口市菊水通3-16-10
📞 TEL:06-6992-3343
🌐 公式サイトはこちら → https://www.asahi-kenma.com

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